3代目プリウスのフロントバンパーを修理いたしました。

トヨタのプリウスにお乗りのお客様より修理のご依頼をいただきました。

お客様の愛車、ZVW30は、1997年に初登場したハイブリッド専用車、
プリウスの3代目のモデルです。
燃費がよくて外観もカッコいい、さらに静かで乗り心地も抜群ということで、
ロングドライブも快適に楽しめると大人気ですね。

さて、今回お客様からご依頼いただいたのは、フロントバンパーの修理です。
フロントバンパーのお写真はこちらですが、擦ったような傷が、
広範囲にできているのがおわかりいただけるかと思います。
お車の色がとてもきれいなレッドなので、余計に傷が目立ってしまいますね。
走行に直接影響はないかもしれませんが、もし放置しておけば、
後々、大切なお車を傷めてしまいかねません。
お客様もとてもお困りですので、早速修理に取りかかりました。

【修理前のお写真】

お預かりしたプリウスを作業場へ。
傷の状態を詳しく診断しましたが、幸い傷やヘコミによる変形は見られず、
表面の傷の修理で対応できることがわかりました。
以下にご紹介しているのは、その修理作業中の様子です。
傷の範囲を正確に特定し、傷の箇所以外の部分をマスキングシートで保護。
表面を磨き、なめらかにしてから、パテ材で成形。
さらに研磨でなめらかに整えた後、塗装専用ブースで塗装を行います。
最後に、もう一度、塗装面を丁寧に磨いて作業は完了です。

【修理中のお写真】

こちらは、修理後のプリウスのお写真です。
擦り傷のあったフロントバンパーですが、ご覧いただいているように、
傷などどこにもなかったように、美しい仕上がりですね。
ピカピカに磨き上げられた愛車をご覧になったお客様も、
任せてよかったと、とても喜んでくださいました。

【修理後のお写真】

【車の豆知識】
走りの楽しさとエコカーとしての実力を兼ね備えた車。
それがトヨタのハイブリッドカー、プリウスです。
2009年から製造販売されている3代目モデル、ZVW30は、
2代目から採用されている「トライアングル・シルエット」を継承。
ボディサイズはわずかに大きくなり、後席の居住性も確保されています。
3代目になり、ますます燃費性能にも磨きがかかり、
次世代を担うハイブリッドカーとして注目を集めています。